フレーバー&デカフェコーヒー 極・馨 - Gokkoh - ホーム>>ブログ>>デカフェコーヒーのデメリットや危険性など、体に悪いと言われている理由を深堀りします!真実はいかに?
「カフェインは体に良くないから、デカフェコーヒーにしよう!」と思っている方も多いのではないでしょうか?
特に妊娠中の方や、寝る前のリラックスタイムにコーヒーを楽しみたい方にとって、デカフェは魅力的な選択肢ですよね。
でも、一方で「デカフェって本当に安全なの?」「普通のコーヒーより体に悪いって聞いたけど…」と、不安に感じる方もいるかもしれません。
デカフェはカフェインを取り除くための加工がされているため、その過程で使われる成分や栄養価の変化について、さまざまな意見があるのです。
実際に、「デカフェの処理に使われる薬品が体に悪い」「普通のコーヒーより栄養が減ってしまう」などの話を耳にしたことがある方もいるでしょう。
これが本当なら、せっかく健康のためにデカフェを選んでいるのに、逆効果になってしまいますよね。
そこで今回の記事では、デカフェコーヒーのデメリットや危険性について、科学的な視点から詳しく掘り下げていきます。
デカフェの製造方法や、安全性に関する研究結果を紹介しながら、よくある疑問や誤解を解消していきます。
最後には、安心して飲めるデカフェコーヒーの選び方や、おすすめの商品もご紹介します。
この記事を読めば、「デカフェって結局どうなの?」というモヤモヤがスッキリ解決し、安心しておいしいデカフェを楽しめるようになりますよ!
まずは、デカフェコーヒーというものについてお話を進めたいと思います。
デカフェコーヒーについて正しい知識がないと話が進みませんからね。
「デカフェ(Decaf)」とは、コーヒー豆からカフェインを取り除いたコーヒーのことです。
decaffeinated(カフェインを抜いた)という形容詞が語源です。
もともとカフェインがあるものからカフェインをカットしたものですから、カフェインが完全にゼロにはなりません。
ごく微量(EU基準では0.2%未満)残っているのが特徴です。
一方で、似た言葉として「カフェインレス」や「ノンカフェイン」がありますが、これらには少し違いがあります。
カフェインが「少ない」という意味で、デカフェとほぼ同じ意味合いですが、商業的に日本では 90%以上カフェインをカットしたものを指します。
カフェインをカットした、という意味で、カフェインレスとほぼ同じ意味合いですが、商業的に EU諸国では 99.8%以上カフェインをカットしたものを指します。
ただし日本ではデカフェに対する言葉の定義がありませんから、カフェインをどれだけカットしたかは関係なく、メーカー各社が好きに名乗りを上げています。
もともとカフェインを含まない飲み物を指します。例えばハーブティーや麦茶などです。
コーヒーでも遺伝子操作をしたり、いわゆる突然変異によりカフェインが含まれないものもあるそうですが、市場にはほとんど流通していませんので実質コーヒーにはノンカフェインというものは無いと思ってください。
つまり、デカフェコーヒーやカフェインレスコーヒーは「もともとカフェインを含むコーヒー豆からカフェインを抜いたもの」、ノンカフェインは「そもそもカフェインがない飲み物」と覚えておくと分かりやすいです。
デカフェコーヒーやカフェインレスコーヒーについては、呼び方よりもカフェインをどれだけカットしたか、カフェイン除去率を気にした方がよいでしょう。
カフェインを取り除く方法はいくつかあり、それによってコーヒーの風味や安全性が変わります。
代表的な3つの方法を見てみましょう。
コーヒーの生豆を水に浸したり水蒸気で蒸すなどして、コーヒー豆をふやかし中まで届きやすい状態にします。
次に、ジクロロメタン(塩化メチレン)や酢酸エチルという溶媒を使って、コーヒー豆中にあるカフェインを溶かし出します。
その後、カフェインを含んだ溶剤をコーヒー豆から取り出し、コーヒー豆を再び蒸して残った溶剤を除去する方法です。
メリットは、カフェインだけを中心に除去しますから、風味が損なわれにくいこと。そして低コスト、大量生産に向いている点です。
デメリットは、化学薬品を使う事に対し不安に思う人が多い事。
もっとも、国際基準に従えば有機溶媒の残留量はごくわずかで安全性は確認されているので安心していただきたいのですが、それでも不安に思う人はいます。
それであれば、日本国内で販売されているデカフェコーヒーをお買い求めいただくとよいでしょう。
日本では、有機溶媒を使ってデカフェ処理したコーヒーを、製造することも販売することも禁止されているからです。
もちろん輸入も禁止されています。
ですから、日本でデカフェコーヒーを買う分にはご心配は無用です。
ただ、日本以外の多くの国では今でも使われ続けています。
海外旅行などでデカフェコーヒーを買われる際は、気にされた方が良いと思います。
生豆を水(熱湯)に浸し、カフェインを含む成分を豆から溶かし出します。
その液体を活性炭フィルターなどを使ってカフェインを除去し、カフェインが抜けた液体を再び豆に戻します。
メリットは、化学薬品を直接生豆に触れさせないため、安心感があること。
デメリットは、カフェインと一緒に風味成分まで抜いてしまう点です。
もっとも、技術の進歩で豆に味を戻す技術も高まっています。
カフェインを抜く、カフェイン以外の成分を戻す、それぞれの技術が高まる事で、カフェイン除去率が高く、かつ味のしっかりした高品質なデカフェコーヒーが作れるようになりました。
ただその分製造コストも高くなります。
逆にいうと、カフェイン除去率が高くておいしいデカフェコーヒーを飲みたいのであれば、お値段が高い方が確実だということです。
カフェイン除去に関する技術はEU諸国が高いです。
EUのいくつかの国では、ディナーの後にコーヒーを飲む習慣があります。ディナーが終わるのは夜9時ということも珍しくありません。
その時にカフェインがあるコーヒーを飲むと寝つきが悪くなりますから。なのでデカフェコーヒーの需要が高いのです。
当然おいしいコーヒーを飲みたいですから、カフェイン除去率が高いだけでなく、味も美味しい、そんなニーズが高くなります。
一方、日本では高品質のデカフェコーヒー豆を国内生産することが難しいです。現状は、ドイツなどEU諸国内から輸入をする必要があります。
つまり、輸送コストが加味されさらに高コストとなります。
高圧(200気圧)の二酸化炭素(CO2)を使ってカフェインを抽出する方法です。
メリットは、有機溶剤など人体に影響のある化学薬品を使わず、二酸化炭素を使うだけで安全性が高い点。
そしてカフェインだけを抽出するため風味が比較的保たれる点です。
デメリットは、設備にコストがかかり、商品価格が高くなってしまう点です。
また、水抽出方法と同じく、日本での超臨界二酸化炭素抽出法に関する技術はまだまだです。
なので品質の高いデカフェコーヒーを飲もうとしたら、市民権があるEU諸国、特にドイツからの輸入に頼らざるを得なく、そのためさらに高コストとなります。
デカフェコーヒーはカフェインを取り除く過程で、どうしても風味が変わってしまいます。
通常のコーヒーよりも、苦味やコクが控えめになることが多いです。
カフェインは苦み成分でもありますが、そのカフェインが少ない分、酸味が際立つことがあります。
抽出方法が雑だと、香り成分などコーヒーの味わいを左右する成分も一部失われるため、少し物足りなく感じることもあります。
もちろん、技術水準の向上によりし、風味の違いを感じにくい美味しいデカフェも増えています。
特に、デカフェ大国のヨーロッパ(EU)で作られたデカフェコーヒーは、普通のコーヒーとそん色ない味わいに仕上がっています。
EUで作られたデカフェコーヒー豆はカフェイン除去率も高いですから、日本で売られているデカフェコーヒーのうち、カフェイン除去率99.9%と謳われているものは、ほぼ間違いなくEU産でしょう。
ただ、EUから輸入をしているという点で、どうしても高コストとなり価格も高くなりがちです。
デカフェコーヒーは「カフェインを減らした体に優しいコーヒー」として人気ですが、一方で「体に悪い」「危険性がある」といった声もあります。
なぜそのように言われるのでしょうか?
ここでは、デカフェコーヒーのデメリットや危険性と言われているものについて、科学的な視点から詳しく見ていきます。
デカフェコーヒーが体に悪いと言われる主な理由は、次の3つです。
・カフェイン除去のために使われる化学薬品が危険では?
・カフェイン以外の栄養素も減ってしまう?
・普通のコーヒーより味が落ちる?
それぞれ詳しく見ていきましょう。
デカフェのカフェイン除去のなかには、先ほど紹介した「有機溶媒を使う方法(水溶媒法)」があります。
その際に、ジクロロメタンや酢酸エチルといった化学物質が使われることがあります。
この点について不安に思う人が多いですが、実際の安全性はどうなのでしょうか?
一部のデカフェ処理に使われる有機溶媒で、大量に摂取すると神経毒性があるとされていますが、食品に残留する量はごくわずかです。
FDA(米国食品医薬品局)やEUでは、食品に残留する基準を厳しく管理しており、安全性は確保されています。
酢酸エチルはフルーツやワインなどにも含まれる自然由来の成分です。
「天然由来」として使われることが多いですが、人工的に合成されたものもあります。
適切に処理されたデカフェコーヒーであれば、前述のジクロロメタン同様、人体に影響を与える量はほとんど残りません。
商品として市場に出回っているデカフェコーヒーは、ほぼいずれの国の基準もクリアしていますから、安全と考えて問題ないです。
そもそも、日本国内においては有機溶媒を使ったデカフェコーヒーの販売が禁止されてますので、化学薬品を使う、という点において気にする事はありません。
どうしても気になる場合は「水抽出法」や「CO2抽出法」をキーワードにデカフェコーヒーを探すとよいでしょう。
「デカフェコーヒーはカフェインだけでなく、抗酸化成分など必要な栄養素まで減らしているのでは?」という疑問もあります。
特に水抽出法では、カフェインと一緒にこれら栄養素も抜けてしまうことがあるため、通常のコーヒーよりも栄養成分はもちろん味も薄くなる可能性はあります。
デカフェで減る可能性がある成分として、例えばですが
・クロロゲン酸‥抗酸化作用のあるポリフェノール
・トリゴネリン‥血管の機能を改善する成分
こういったものがあります。
結論、どのようなデカフェコーヒーであっても一部栄養素が減ることはあるでしょうが、完全になくなるわけではありません。
また、水抽出法の場合は、品質が悪いと普通のコーヒーと同じくらいの栄養成分は期待できませんが、品質の良いもの、つまりカフェイン除去率が99.9%の高いものであれば普通のコーヒーと遜色がないレベルですから、栄養面で気にすることはありません。
デカフェ処理によってコーヒーの味や香りが変わってしまうのは、実際起きうるデメリットのひとつです。
カフェインはカットする対象ですが、そもそもカフェインは苦味やコクの一部を担っているため、カットすることでどうしても薄味になりがちです。
また、水抽出法では風味成分を一度生豆から取り除いてしまうので、豆への戻しが上手にできないと(品質の低いデカフェコーヒー豆だと)美味しくないです。
CO2抽出法や有機溶媒法では、カフェイン以外の成分はとりださないですから、水抽出法に比べると比較的風味が保たれます。
結論、デカフェコーヒーは処理方法や品質にもよります。
味や香りがしっかりしているデカフェコーヒーを選ぶためには、高品質であるもの、具体的にはカフェイン除去率が99.9%と高いのものを選ぶとよいでしょう。
海外で販売されているものも、残留量はごくわずかですから安全です。
でも気になる人は「水抽出法」「CO2抽出法」を選んでください。
品質の良いもの、具体的にはカフェイン除去率が99.9%以上のものであれば気にならなくなります。
デカフェコーヒーが特別に「体に悪い」と言える科学的な証拠はありません。
ただし、選ぶ際には品質をしっかり見る必要があります。
デカフェコーヒーが「体に悪い」と言われることがありますが、それは本当なのでしょうか?
ここでは、デカフェコーヒーが健康に及ぼす影響について、科学的な根拠をもとに検証していきます。
まず、デカフェコーヒーにはカフェインを減らすことで得られる健康上のメリットがあります。
通常のコーヒーにはカフェインが含まれていますが、カフェインには過剰摂取による悪影響があります。
カフェインの及ぼす影響はこうです。
これがデカフェコーヒーだったらこうなります。
カフェインの影響を気にしている人にとって、デカフェコーヒーは安全な選択肢になることがわかります。
では、デカフェコーヒーの健康への影響について、実際に行われた研究を見てみましょう。
2017年に「The American Journal of Clinical Nutrition」に掲載された研究では、デカフェと心臓病のリスクの関係が調査されました。
<結論>
・デカフェコーヒーを飲むことで、心血管疾患のリスクが上昇することはなかった。
・むしろ、通常のコーヒーと同様に、抗酸化作用のあるポリフェノールが含まれており、健康に良い可能性がある。
→デカフェコーヒーが心臓病のリスクを高める証拠はない。
2018年に「National Cancer Institute(米国国立がん研究所)」が発表したデータでは、デカフェコーヒーとがんの関係について調査されました。
<結論>
・デカフェコーヒーを飲むことで、がんのリスクが上がるというデータは見つからなかった。
・むしろ、コーヒーに含まれるポリフェノールが抗酸化作用を持ち、がんのリスクを低下させる可能性がある。
→デカフェコーヒーががんの原因になるという証拠はない。
2020年の「Diabetes Care(糖尿病専門誌)」の研究では、デカフェコーヒーが2型糖尿病のリスクに与える影響が分析されました。
<結論>
・通常のコーヒーと同様に、デカフェコーヒーも2型糖尿病のリスクを下げる可能性がある。
・コーヒーに含まれるポリフェノールやマグネシウムが血糖値のコントロールをサポートするためと考えられている。
→デカフェコーヒーは糖尿病のリスクを高めるどころか、むしろ予防に役立つ可能性がある。
デカフェコーヒーが健康に悪いと考えられるケースは、カフェイン除去方法による影響が原因のことが多いです。
現在の国際基準では、安全なレベルまで除去されており、危険性は低い。
一部の成分(ポリフェノールなど)は減少するが、健康効果は依然として期待できる。
製法によるが、最近は美味しいデカフェも増えている。
つまり、科学的な研究結果を見ても、デカフェが「健康に悪い」という明確な証拠は見つかっていません。
ここまでの内容をまとめると、次のようになります。
・心臓病のリスクは? → デカフェが心血管疾患を引き起こす証拠はありません
・がんのリスクは? → デカフェががんを引き起こす証拠はありません
・糖尿病との関係は? → デカフェは糖尿病のリスクを下げる可能性があります
・化学薬品の安全性は? → 国際基準をクリアしており、安全性が確保されています
・栄養価は落ちる? → 一部の成分は減少する可能性はありますが、栄養成分は残ります
結論として、デカフェコーヒーは健康に悪いという科学的根拠はなく、むしろ適度に飲むことで健康に良い可能性があることが分かりました。
しかし、どうしても化学薬品の安全性が気になる場合は、「水抽出法」や「CO2抽出法」で作られたデカフェコーヒーを。
栄養面や残留カフェインが気になる方は、カフェイン除去率が99.9%以上のものを選ぶのがベストです。
ここまでの内容で、デカフェコーヒーが安心して飲めることがお分かりいただけたと思います。
では、実際にどのデカフェコーヒーを選べばいいのでしょうか?
選ぶ基準をお伝えいたします。
デカフェ処理の方法について、日本で買われるのであれば「水抽出法」または「超臨界二酸化炭素抽出法」のどちらかですが。
どちらを選ぶとよいか、という点でいうと、どちらでもOKです。品質さえよければどちらも遜色ありませんから。
品質を決めるポイントは、カフェイン除去率99.9%以上のものを選ぶ、という点です。
「カフェイン除去率99.9%以上」を忘れないでくださいね。
ここで、私たちが扱っている デカフェ&フレーバーコーヒー「極・馨 -Gokkog- (ごっこう)」についてご案内をさせていただきます。
ここまでずっと伝えております、カフェイン除去率99.9%以上を第三者機関でチェックし保証しています。
上の証明書にも記載がありますが、水処理法の一つ、スイスウォーター法を用いてデカフェ処理をしています。
また、今回は触れませんでしたが、素材をミックスしたフレーバーコーヒーである、という点も大きな特徴です。
フレーバーというと「香料」つまり化学薬品というイメージを持たれている方もいるかもしれません。
香料は実際に加えられてはいますが、全て天然由来成分のものを使っていますからご安心ください。
フレーバーコーヒーを好まれない方の多くは、香りが強いものを試された方ではないかと思います。
極・馨 -Gokkog- (ごっこう)のフレーバーコーヒーは、香料は最小限に抑え、代わりに香り素材そのものをミックスしています。
ココアフレーバーであれば、オランダ産ピュアココアをミックスしています。
アーモンドフレーバーであれば、アーモンドを焙煎し挽いたものをミックスしています。
コーヒー粉の拡大写真をご覧いただくと、アーモンドが混ざっている事がわかると思います。
ブルーベリーフレーバーは、ブルーベリーパウダーをミックスしています。若干青みがかかった色になるのも大きな特徴です。
フレーバーはお好みの部分もありますから、まずはこちらのセットでお気に入りを見つけてください。
1杯飲み切りのセットですから、無駄になりません。
また、「お試しセット」は通常よりお値打ち価格でご提供しています。
より多くの方にフレーバーコーヒーの魅力を知っていただきたいからです。
初回ご購入の方に限り、限定20% OFF クーポンをプレゼントしています。
お気に入りのフレーバーデカフェコーヒーを次もお楽しみいただくきっかけにしてほしいです。
もちろんフレーバーのない純粋なデカフェコーヒーのご用意もありますので、どのような方にも気に入っていただけるものです。
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