フレーバー&デカフェコーヒー 極・馨 - Gokkoh - ホーム>>ブログ>>コーヒーとコレステロールの関係‥エスプレッソやカフェラテは上げるけどペーパーフィルターで下げられる
コーヒーに含まれる成分は人にとって良い効果を与えたり、逆に良くない効果を与える事がわかっています。
以前こちらで紹介した記事ではコーヒーと健康にまつわるお話をさせていただきました。
今回はその中でも、コレステロールに関することをご紹介いたします。
特に、血液中のLDLコレステロール増加は、動脈硬化の原因となり、心筋梗塞や脳梗塞などを招く可能性がありますから、特にご年配の方でコーヒー好きの方はぜひ読んでください。
まずはコレステロールというものについて簡単に説明をしたいと思います。
コレステロールは脂質の一種で、細胞膜の材料となったり、胆汁酸の材料となったり(胆汁酸は脂肪の消化吸収に使われます)、一部ホルモン(体内で情報伝達に使われる化学物質)の材料になったりします。
コレステロールにもいくつか種類があります。
ここでは主に「HDLコレステロール」と、「LDLコレステロール」がある、というように知ってもらえたらと思います。
コレステロールの役割は、「全身に油分を提供して潤す」「細胞を強化する」「エネルギー源になる」「体温を一定に保つ」です。
コレステロールは肝臓で作られ、血管を通じ全身にめぐっていきます。
そのうち、LDLコレステロールとHDLコレステロールは、どれだけ脂質を提供するか、というバランス調整役として働きます。
LDLコレステロールは、コレステロールを血管や末梢の組織に置いていく役割を果たします。
こうすることで、血管を含む細胞を強化して細菌感染を防いだり、肌や髪に潤いを与えたり、といった健康なからだづくりを維持してくれます。
一方、不必要に溜まったコレステロールがあれば、HDLコレステロールはそれを取り除いて集めて肝臓までもち帰る役割を担っています。
よくLDLコレステロールは悪玉コレステロール、HDLコレステロールは善玉コレステロール、と言われていますが、それは「脂質をためるから悪」「脂質を取り除くから善」という考えからです。
コレステロールって言葉はよく聞きますが、しっかりと知らない人は意外と多いと思います。
し、コレステロールが一概に悪、というものではありません。
コレステロールは先に述べた通り人体に必要なものです。
ただコレステロールが多いと別の問題を引き起こす、というものなのです。
要はバランスが大事なんだ、という事なのです。
コレステロールについて理解が深まったところで、いよいよコーヒーとコレステロールの関係について、お話を進めていきます。
まずHDLコレステロール(コレステロールを減らす働きがある方)について。
脂質は、からだを構成する細胞内に蓄えられます。ここからHDLコレステロールは脂質を取り出す役割を果たします。
その際に、一部のコーヒー成分が、脂質を取り出す機能を促進することがわかっています。
具体的には、コーヒーに多く含まれているクロロゲン酸をはじめとするポリフェノールです。
ポリフェノールは、体内でいろんな成分に分解され、別の物質に作り直されます。そのうち「カフェ酸」と「フェルラ酸」というものが、脂質を取り出す機能を促進するといわれています。
(参考)https://coffee.ajca.or.jp/webmagazine/health/100health/ – 脂質と腸内細菌、コーヒーの関係。
つまり、コーヒーを飲むことでHDLコレステロールの働きである、脂質を体内の細胞から取り除く作用を促進してくれるのです。
クロロゲン酸をはじめとするポリフェノールが「痩せる」効果があるといわれているのは、こういう理由なのです。
もう1つ、HDLコレステロールそのものを増やす役割を果たす、ニコチン酸というものがあります。
コーヒーに含まれている成分の一つで、コーヒーがHDLコレステロールを増やす一助になっています。
LDLコレステロールは、脂質を細胞内に蓄える働きがあります。
コーヒーとの関係でいうと、「ジテルペン」という物質がLDLコレステロールに関係するといわれています。
(参考)https://www.carenet.com/news/general/carenet/54408 – エスプレッソコーヒー、男性が飲むとコレステロール値が上がる?
こちらの記事では、「コーヒー豆に含まれるジテルペン(とくにカフェストール、カーウェオール)が血清コレステロールを上昇させてしまうという報告もある。」と冒頭で書かれています。
ここで「血清コレステロール」について説明します。
「血清コレステロール」とは、血液中のコレステロール濃度のことを指します。
ここでいうコレステロールとは、HDLコレステロール、LDLコレステロールといったものを含む「コレステロール全体」を指します。
「血清コレステロール」が高いと、「高脂血症」と診断されます。
具体的には 血清総コレステロールが220mg/dL以上、LDLコレステロールが140mg/dL以上、またHDLコレステロールが40mg/dL未満の状態を指します。
ここで注目したいのが「LDLコレステロールが140mg/dL以上」という条件です。
つまり、「ジテルペン」という物質を摂ると、LDLコレステロール値が増えてしまう、という解釈しても良いだろう、ということです。
未濾過のコーヒーに最も多く含まれる。ドリップコーヒー等の濾過したコーヒーは、無視できる程度の量しか含まない。
コーヒーの定期的な摂取は男性で8%、女性で10%、血清コレステロールを増加させるという研究結果がある。濾過したコーヒーを飲む場合は、この効果は女性でしか有意に表れない。
このように書かれています。
成分の分類はさておき、血清コレステロールを増加させる、という点においてあまり歓迎されるものではないですね。
このジテルペン(カフェストール)は、上の文中にもあるとおり、「未ろ過のコーヒーに多く含まれる」とある通り、ドリップコーヒーなど濾過すれば、「無視できる程度の量しか含まない」つまりほぼ取り除くことができる、ということも示されています。
別の言い方をすると、ドリップコーヒー、つまりペーパーや布で濾して淹れるコーヒー以外ではジテルペン(カフェストール)を取り除くことはできない、と言っているわけです。
エスプレッソコーヒーとは、コーヒー豆を金属フィルター(金属に細かい目を作ったフィルター)を通して抽出されるコーヒーです。
プランジャーコーヒーとは、例えばフレンチプレスといった、こちらも金属フィルターを通して抽出されるコーヒーです。
金属フィルターはジテルペン(カフェストール)をろ過しないのです。
ジテルペン(カフェストール)をろ過で減らしたコーヒーを飲むことで、特に普段からエスプレッソコーヒーを飲んでいる男性にとっては、LDLコレステロール(血清コレステロール)が下がる結果につながるのです。
カフェラテ、カフェオレとは、コーヒーにミルクを加えた飲み物で、コーヒーの苦みを緩和することから特に女性に好まれています。
ただ、乳製品については以下の記事にもある通り、日常から常用していると、LDLコレステロールがあがることがわかっています。
(参考)https://www.do-yukai.com/meal/32.html – 第32回 乳製品とLDLコレステロール
加えて、スターバックスに代表されるような「エスプレッソコーヒー」ベースのアレンジコーヒー‥ミルクやホイップクリーム、ココアを加えたような飲み物がオシャレで人気を博していますが、エスプレッソはジテルペン(カフェストール)を含みLDLコレステロールを増やす要因にもなっていますから、LDLコレステロールを気にされている方、健康診断で高脂血症と診断されている方であれば、こういったコーヒーやカフェラテといったアレンジコーヒーは控えたほうがよいといわれています。
もちろんこれは女性に限った話ではなく、男性でも同じです。
ここまでの内容をまとめます。
コレステロールを気にされている方は
・コーヒーはペーパードリップで淹れるとよい
・ミルクを加えたカフェオレ、カフェラテは控える
という2点を心がけるとよい、ということです。
でも待ってください、ドリップコーヒーにするのはまだしも、カフェオレ、カフェラテを控えてください、というのは身勝手な発言ですよね。
だって、苦くないコーヒー、甘いコーヒーを飲みたいからミルクを入れているのに、それをやめて苦いコーヒーを飲んでください、というのはそもそもコーヒーを飲みたい理由に反した提案です。
だったら、苦くないコーヒーとしておススメしたいのが、デカフェコーヒーかつフレーバーコーヒーという選択をしてみてはいかがでしょう?
デカフェコーヒーとは、カフェインを取り除いたコーヒーです。
カフェインにも苦みはありますから、カフェインを取り除いたコーヒー豆は、そうでないコーヒー豆と比べ若干ではありますが苦みが薄れます。
カフェイン自体はコーヒー1杯で90mgほど含まれますから、量でいうと微妙な違いではありますが、やはり味には影響が出てきます。
一昔前のデカフェコーヒーは「物足りない」と言われていてコーヒー好きな人からは敬遠されていましたが、最近の高品質なデカフェコーヒーであれば、苦みだけは薄れますがそれ以外のコーヒーの味わいはしっかり残っていますから、コーヒーは好きだけど苦いコーヒーは苦手、という方にもおすすめできます。
もう1つ、フレーバーコーヒーも苦いコーヒーを避ける良い選択肢です。
フレーバーコーヒーとは、コーヒーに香料を加えたものです。
バニラやココアといった甘い香りがするものや、アーモンドやヘーゼルナッツといった香ばしい香りがするもの、ブルーベリーのような甘酸っぱい香り。
様々なフレーバーコーヒーがあります。
これらの香りというのは、味の変化を伴います。
特にバニラやココアといった甘い香りは、コーヒーの苦みを軽減する効果があります。
しかもミルクやお砂糖を加えずに味を変化させることができますから、ミルク摂取によるLDLコレステロール上昇を止めることができます。
ここで手前みそではありますが、当社で扱っていますデカフェコーヒーをご紹介させてください。
上でお伝えした通り、デカフェコーヒーであり、かつフレーバーコーヒーでもあります。
デカフェでフレーバーコーヒーというのは、実は日本ではまだあまり種類がないのですが、徐々に人気が出つつあります。
また、極・馨-Gokkoh-(ごっこう)のフレーバーコーヒーは、いわゆる「香料」(フレーバー)だけではなく、実際の香り素材を加えたミックスコーヒーもございます。
ココアフレーバーであれば、ココアパウダーがミックスされていますから、ココアのほろ苦さも味わえます。
アーモンドフレーバーであれば、焙煎したアーモンドがミックスされていますから、アーモンドの香ばしい味わいも楽しめます。
ブルーベリーフレーバーであれば、ブルーベリーパウダーがミックスされていますから、ブルーベリーの酸味と甘さも味わえます。
このように香りだけではない、実際の味わいにも色濃く反映された味わいになっていますから、香料(フレーバー)も最小限で済み、香りに敏感な方にとっても自然な香りを楽しめる逸品となっています。
また、デカフェ&フレーバーコーヒー 極・馨-Gokkoh-(ごっこう)のカフェイン除去率は、 99.9%以上です。
そのためのカフェイン除去証明書も明示しています。それがこちらです。
カフェイン除去率99.9%以上を証明している検査証をウェブサイトにも掲載しています。
カフェイン除去率を保証したデカフェコーヒーというのはそうそうありません。
このように、フレーバーコーヒーのこだわり、カフェイン除去率のこだわり、なによりも味と健康、品質にこだわって自信をもってご提供できる商品だと自負しています。
ただ、ひとつ懸念があるとしたら、フレーバーコーヒーは日本人にとってなじみが薄いという点です。
デカフェコーヒーに対して日本人は美味しくない、という固定観念を持たれている点です。
そこで、このようなお試しセットを用意しました。
もしフレーバーコーヒーが初めての方であれば、こちらのセットは非常にお買い得です。
フレーバーコーヒーをを始めて試す方にとって、お気に入りのフレーバーを知っていただく良い機会です。
もしカフェイン過敏症の方がいたとしたら、こちらのセットは非常にお買い得です。
1杯飲み切りのセットですから、無駄になりません。
こちらの「お試しセット」は通常よりお値打ち価格でご提供していますから、これを機にぜひお試しください。
また、初回ご購入の方に限り、限定20% OFF クーポンをプレゼントしていますから、お気に入りのフレーバーデカフェコーヒーを次もお楽しみいただくきっかけにしてほしいです。
コーヒーは好きだけれども、高脂血症などコレステロール値を気にされている方にとって、少しでも助けになればうれしいです。
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