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フレンチプレスでデカフェコーヒーを淹れてみたら美味しかった!‥けど

2024年02月28日(水) テーマ:極・馨,淹れ方
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フレンチプレス

いつもドリップで淹れているコーヒーですが、いつもと違う淹れ方だと味って変わるのだろうか?
そのような好奇心からたまにコーヒー器具を物色しているのですが。
その中の一つ「フレンチプレス」をついに手に入れましたので、試してみました。

ということで、今回はフレンチプレスを使ったコーヒーの淹れ方をご紹介します。

例によって使ったコーヒーは手前味噌ですがデカフェ&フレーバーコーヒー 極・馨-Gokkoh-(ごっこう)
当然ですが普通のコーヒーでも同じですので、フレンチプレスの淹れ方に興味あるかたは安心してご覧ください。

フレンチプレスとは?

まずそもそもフレンチプレスというものがどういうものか、そこを知らない事には始まりませんから。
器具のご紹介からさせていただきます。

フレンチプレスはガラス容器とプレスフィルターで出来た抽出器具

フレンチプレス

全体の見た目はこんなかんじです。
ガラス容器の中に、コーヒー粉を押さえつける「プレスフィルター」というものがあり、抽出したコーヒー粉は外に出さず、コーヒーの抽出液だけうまく注げるようにしたものです。

フレンチプレスを分解したところ

フレンチプレスを分解するとこのようなかたちになります。
左が蓋とフィルター、そしてフィルターを外から押すためのつまみとシャフト。
真ん中はガラス瓶ですね。
右側はホルダー(取っ手)です。
製品は各社それぞれですが、だいたいこんな感じです。分解掃除が簡単にできるから良いですね。

フレンチプレスに合うコーヒーは粗挽き~中挽きくらい

フィルターでコーヒー粉を押さえつけますから、フィルターの目より細かいものはコーヒーの飲み物に紛れ込んでしまいます。
ですので、コーヒー粉も細挽きや極細挽きという細かいものよりも、粗挽き、中挽きくらいが良いとされています。

とはいえ、細挽きの極・馨-Gokkoh- (ごっこう)でもおおよそ大丈夫でした。
おおよそ・・という理由については後ほどお話します。

フレンチプレスに合うコーヒー粉の量は1杯につき6g程度

フレンチプレスはドリップコーヒーと違い、コーヒー粉をお湯に浸け続けた状態で抽出しますから、どうしても味は濃くなりがちです。
ドリップでも比較的お湯につかる時間が長いメリタ式でも7~8gほど。お湯の抽出速度が速いカリタ式、ハリオ式だと10~15gくらいですから、フレンチプレスはコーヒー粉を節約できますから、かなりエコですね。

フレンチプレスの淹れ方

さて、前置きが長くてもつまらないでしょうから、早速淹れてみる事にしました。
ここからは順を追ってご説明します。

フレンチプレスのガラス容器をお湯で温めます

お湯でガラス容器を温めます

コーヒーの味はお湯の温度に大きく左右されます。
フレンチプレスの場合、ガラス容器の中で粉を浸して抽出するわけですが、ガラス容器が冷たいと狙った温度で淹れようとしてもガラス容器の冷たさに引っ張られて期待したより温度が低くなる場合があります。
そうならないよう、事前にお湯で温めましょう、という事です。
めんどくさがって省きたがるかもしれませんが、意外と重要です。

なお、温めに使ったお湯は捨てて、コーヒーを淹れる用にお湯を別に用意すると良いでしょう。
温めに使ったお湯は、思った以上に温度が下がっているからです。

フレンチプレス容器に飲みたい分だけコーヒー粉を入れます

ふれんちプレスにコーヒー粉を入れます

コーヒー粉の計量に使ったのは、メリタ式計量スプーンです。
メリタ式計量スプーンはすりきり一杯で8gほどですから、すこし少な目にして1杯6gを目指してみました。

フレンチプレスにコーヒー粉を入れました

フレンチプレスのガラス容器に、コーヒー粉を入れました。
今回は2杯(300cc)を作りますので、メリタ式計量スプーンで2杯分入れました。

フレンチプレス容器にお湯を注ぎます

フレンチプレスにお湯を注ぎます

フィルター式と違い、お湯を馴染ませる場所、注ぐ量、といった事を気にしなくてよいのがフレンチプレスの魅力の一つです。
フレンチプレスは、コーヒー粉を最初からお湯に漬け込んで取り出す飲み方ですから、とても楽です。

フレンチプレスにお湯を注ぎ切った状態

2杯分なので、お湯も300ccくらいですね。
ドリップ方式と違い、出来上がるコーヒーの湯量が一目でわかるのも嬉しいですね。

フレンチプレスの蓋をして蒸らします

フレンチプレスでコーヒーを蒸している状態

必要なだけお湯をいれたら、フレンチプレスの蓋をして3~4分間蒸らしをします。
その間、プレスフィルターは押しこまずに、写真のようにつまみは浮かしたまま、フィルターもお湯の上にあるようにしてください。
そうやって、コーヒー粉から十分抽出できるようにしましょう。

フレンチプレスの蓋にあるつまみをゆっくり押し込んでいきましょう

フレンチプレスのフィルターを押し込んだ状態

3~4分蒸らしたら、ゆっくりと押し込んでいきましょう。
フィルターとガラス容器の隙間をぬってコーヒー粉があふれ出てくる場合もありますし、お湯が圧に耐えられず飛び出すこともあるでしょう。
けっして急がず慌てず、ゆっくりと。

写真だと分かりづらいですが、十分いい色にコーヒーが抽出されているようですね。
コーヒー粉はガラス容器の底に押さえつけられています。

コーヒーカップに注いで完成

フレンチプレスで出来たコーヒーを注いで完成

コーヒーをコーヒーカップに注いだら出来上がりです。
いい香りがします。

フレンチプレスコーヒーの完成

こちらがコーヒーカップに注ぎ終えて出来たもの。
しっかりと味が出て美味しそうです。

フレンチプレスで淹れたコーヒーの感想

まず、美味しかったです。

ドリップと若干違うと思ったのは、味の濃さ、しっかりとした味わいですね。
なんでだろう?と思ったのがこちらの写真です。

コーヒーオイルと粉

一口飲んだあとのカップですみません。

コーヒーの微細な粉

最初に気が付いたのは、カップに残る跡。
クレマっぽいですが、実はこれはコーヒーの微細な粉なのです。
フレンチプレスはフィルターでコーヒー飲料とコーヒー粉を分離して閉じ込めていきますが、フィルターの目より小さな粉はどうしても閉じ込められません。
それがコーヒー抽出液の方に流れ出て、粉っぽくなったのです。
といっても、正直飲んでいる時は気にはなりませんでした。

とはいっても、最後はこうなりますが。

コーヒーの微細な粉が残ります

微細な粉が最後に残り、ドロドロとした状態になります。
私個人は気になりませんが、普段からドリップコーヒーを飲みなれた人にはちょっと気になるかもしれませんね。

余談ですが、昔トルコで飲んだコーヒーもこんなかんじでした。

コーヒーオイル

次に気が付いたのは、コーヒーオイル。
表面に見える若干白っぽいものは反射でこうなったのではなく、コーヒーオイルの映り込みです。

ドリップで淹れるコーヒーは、紙フィルターや布フィルター(ネルドリップ)を使います。
このとき、紙や布にコーヒーオイルが吸着してコーヒー飲料にはコーヒーオイルがあまり残りません。

ですが、フレンチプレスの場合はフィルターは金属でコーヒーオイルをあまり吸着しませんから、コーヒーオイルの大半がそのままコーヒー飲料に含まれます。
これが濃厚な味わいになったのではないかと思います。

余談ですが、後でフレンチプレスのフィルターを洗うときに、水洗いだけだと油っぽさが残っているのが分かります。しっかり洗剤を使って洗い流しましょう。

フレンチプレスは後片づけが大変

さて、ここまではフレンチプレスを淹れて飲むまでの感想です。

フレンチプレスを飲んだ後は、当然お片付けが必要ですが、ちょっと面倒な事が分かりました。
‥いや、分かっていました。

フレンチプレスのコーヒー粉の後片づけ

こちらはフレンチプレスに残ったコーヒー粉。
これをどうやって綺麗にしていきましょう?

水で洗い流すしかないのですが、そのまま下水に流してはダメですよ。パイプの詰まりにもなりますし、環境にもよくない。
現状思いつく最善の方法は、不織布タイプの水切りフィルターを買って、そこにコーヒー粉を流し込んで粉だけにしてゴミ箱にポイ、なのですが。
水切りフィルターをその為に買うのもね‥と思ってしまいます。

フレンチプレスの片づけ

もう1つ、水切りフィルターの代わりにコーヒーフィルターを使って捨てる、という方法もあります。
ドリッパーにコーヒーフィルターをセットして、フレンチプレスに残ったコーヒー粉を少々のお水で浮かしてフィルターに注ぐ。
というかたちでお水を切ってコーヒー粉だけを残して、フィルターごとゴミ箱に捨てる方法です。

せっかくフレンチプレスにしたのに、ドリッパーと紙フィルターも使うんだ、というところでなんだか損した気分ですが(笑)、致し方ありません。

フレンチプレスの健康面でのアドバイス

最後に、健康面についてお伝えした方がよいと思う事をお伝えします。

コレステロールと血糖値を上げるコーヒー・ジテルペン (出典)中日新聞社
コーヒー・ジテルペン というのがコーヒーオイルの成分の一つでもあるそうですが。
この油脂は肝臓のコレステロール分解酵素の働きを阻害する作用があり、高脂血症の発症を促し、更には血糖値を上げる作用があるらしい、という事が書かれています。

最後の締めくくりでは、「結論としては、布やペーパーフィルターで濾したコーヒーであれば、高脂血症の予防に効果があるということです。布やペーパーで淹れるドリップコーヒーは、美味しくて健康にも良いまさに夢のようなコーヒーなのです。」
という事でドリップコーヒーを勧めているわけです。

根拠となる論文などここには載っていませんが「コーヒー・ジテルペン」で調べるとそれなりの有意性を示す情報が出てきますので、あながち間違ってもいないのではないかと思われます。

個人的には飲みすぎずほどほどに、たまに気分転換にはよろしいのでは?
くらいに考えておりますが、気になる方もいらっしゃるでしょうから、各自ご判断を頂けたらと思います。

今回使ったデカフェ&フレーバーコーヒーのご紹介

デカフェ&フレーバーコーヒー 極・馨 -Gokkoh-

今回使ったのは、私どもで扱っています、デカフェ&フレーバーコーヒー 極・馨-Gokkoh-(ごっこう)でフレンチプレスを試してみました。
普段はドリッパーを使っていますが、冒頭でお伝えしたように普段とは違う淹れ方も試してみたい、というところから今回フレンチプレスを試したわけです。

デカフェ&フレーバーコーヒー 極・馨-Gokkoh-(ごっこう)は、デカフェコーヒー(カフェインレスコーヒー)ですから、普通のコーヒーに比べどうしてもカフェインの苦みが無くなり、人によってはもの足りない、という方もいらっしゃいます。
もちろんしっかり焙煎して味を引き出していますから十分美味しいと自負しています。

フレンチプレスにしたら、上でも書きましたがしっかり濃厚な味わいになりましたから、こういう味わい方も面白いと思いましたし、デカフェコーヒーでも関係なく楽しめる、という確信を得る事ができました。

また、今回使った デカフェ&フレーバーコーヒー 極・馨-Gokkoh-(ごっこう) は、フレーバーコーヒーでもありますが、濃い味わいにしっかりマッチした香りを引き出せていますから、こちらも美味しく楽しめる、という事がわかりました。

普段コーヒーを楽しまれている方にも、デカフェ&フレーバーコーヒー 極・馨-Gokkoh-(ごっこう)はお勧めできる逸品だと思っています。
特にカフェインコントロールというかたちで、午前中はコーヒー、午後からはデカフェ、という時間帯で飲み分ける方法をお勧めしております。

味も既にお伝えした通り十分美味しくいただけると自負しておりますので、ぜひ一度お試しください。

もし、一度に多くの粉を買うのを躊躇されたり、色んなフレーバーを気軽に試してみたい、という事であれば。
こちらをぜひお試しください。

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