フレーバー&デカフェコーヒー 極・馨 - Gokkoh - ホーム>>ブログ>>美味しいデカフェコーヒーの条件とは?コーヒー豆と焙煎は外せません
デカフェコーヒーの美味しさについては、数年前に比べかなり改善されています。
デカフェコーヒーの需要の高まりが、味の品質を高めていったのではないでしょうか。
デカフェコーヒーを飲む人が増えれば増えるほど、美味しいコーヒーを求める声も増えてきますからね。
そこで今回は、美味しいデカフェコーヒーをどのように探せばよいのか。
実際に美味しいデカフェコーヒーを探し求めた「デカフェ&フレーバーコーヒー 極・馨 -Gokkoh- (ごっこう)」開発者から聞いた事をお話をしていきたいと思います。
そもそも、なぜわざわざ美味しいデカフェコーヒーを皆さん求められているのでしょう。
理由は簡単です、美味しいデカフェコーヒーになかなか巡り合えないからです。
その理由はこうです。
ほぼ間違いなく多くの方が言われているのはこの一言です。
「デカフェコーヒーは味が薄い」。
先に正解を言いますが、デカフェコーヒーは味が薄くありません。
美味しいデカフェコーヒーは普通に世の中に流通しています。
ではなぜ味が薄いと思われているのでしょうか?
それは、安くて品質の悪いコーヒー豆を使っているところが多いからです。
デカフェコーヒーは普通のコーヒー豆に比べ原価が高いです。
理由は、コーヒー豆をデカフェ処理(カフェインを抜く処理)をする工程が必要だからです。
カフェインを抜く処理に長けているのはEU諸国(特にドイツ)です。
つまり質の良いデカフェコーヒーを作るためには、EU諸国まで生豆を搬送しなければいけません。
日本のデカフェ処理は正直まだまだです。
カフェイン除去率も低く、EU諸国の基準である、99.8%を満たすことが出来ません。
このように、デカフェコーヒー豆をつくるためには追加の工程が必要で、製造原価に反映されます。
しかし、一般消費者、特に我々日本人のようにデカフェコーヒーになじみのない人たちからすると、コーヒーより高い値段でデカフェコーヒーを飲む事に抵抗があるのでしょう。
だから、売り手は普通のコーヒーと同じ値段で売るために、品質の悪いコーヒー豆を使うのです。
品質の悪いコーヒー豆は味も劣ります。
そのようなコーヒーをデカフェ処理するわけですから、それは美味しくありません。
左側がデカフェ処理された焙煎前のコーヒー豆(生豆)です。
デカフェ処理されたコーヒー豆は、普通のコーヒー豆に比べて赤茶けた色になります。
赤茶けた色だと、本来の時間より早く焙煎したように見えてしまいますから、デカフェコーヒー豆に慣れていない焙煎士だとうまく焙煎が出来ません。
また、デカフェコーヒー豆は水分が抜けて固くなっていますから、普通に焙煎しても膨らみにくいです。
デカフェコーヒー豆の場合は、火力を二段階に分けて焙煎するなど、デカフェコーヒー豆が膨らみやすくなるような焙煎技術が必要です。
デカフェコーヒーが美味しくない、と言われるようになった理由が分かれば、美味しいデカフェコーヒーをどのように選べばよいか自ずと分かってきます。
ここでは、美味しいデカフェコーヒーの選定ポイントをお伝えいたします。
デカフェ処理というのは、本来コーヒー豆からカフェイン「だけ」を抽出する事を意味しますが、現実はそううまく行きません。
カフェイン以外の成分も抜けてしまうからです。
だから、「デカフェコーヒーは味が薄い」という理由はもっともな話なのです。
ただ、デカフェ処理技術は進歩しています。カフェイン「だけ」取り除く技術も高まりました。
カフェイン以外の成分が抜けた場合も、それらの成分をコーヒー豆に戻す技術も発達しました。
本来の目的であるデカフェ処理技術も当然発達します。
カフェイン除去率が高いものはデカフェ処理技術に優れていますから、味も良くなるわけです。
では、どれくらいのカフェイン除去率であればOKなのでしょう?
EU基準では、カフェイン除去率は99.8%以上と定められています。
それを下回るコーヒーを「デカフェコーヒー」と称して販売してはいけない決まりになっています。
つまり「99.8%以上除去されている」と明示されているデカフェコーヒーを選べばよい、という話です。
しかしながら、日本で販売されている大半のデカフェコーヒーは、カフェイン除去率を明示していません。
それは、日本の品質基準が非常に低いからです。
日本の基準では、90%以上のカフェイン除去率であれば「カフェインレスコーヒー」と名乗って良い事になっています。
「カフェインレスコーヒー」と書かれただけでカフェイン除去率を示していないものは、品質を期待できません。
また、90%以上と緩い基準にしているのは、日本のデカフェ技術がまだまだ未成熟だという理由もあります。
これをEU基準と同じにすると、日本国内メーカーは太刀打ちできません。
デカフェ技術が低いという事は、当然味にも問題があるわけですから、美味しくありません。
このような裏事情があるわけです。
改めて結論ですが。
「99.8%以上除去されている」と明示されているデカフェコーヒーを選べばよいです。
まず間違いなく美味しいデカフェコーヒーです。
美味しいデカフェコーヒーの選定ポイント、2点目は「値段」です。
ここは正直面白くない回答です。値段はなるべく安くしたいですから。
でも、値段が高ければ美味しいデカフェコーヒーである、というのは、ほぼ事実です。
カフェイン除去率も高いでしょうから、安心感も得られます。
カフェインを摂りすぎるとカフェイン中毒になりかねません。
カフェインで不調をきたし、質の高い睡眠を得られなくなります。
また、コーヒーそのものは健康に良い影響を及ぼすという報告もあります。
(参考)【コーヒーと健康】コーヒーが健康に及ぼす良い影響と悪い影響について
普段からコーヒーを飲んでいると様々な改善効果を期待できると言われていますから、コーヒーそのものは続けていきたいですね。
美味しさはもちろんのこと、カフェインを摂らずに健康になる、といった事を考えると、質の良いデカフェコーヒーにお金をかける事はむしろ良い選択肢ではないでしょうか。
焙煎士でデカフェコーヒーを選ぶのは正直難しいです。
こればかりは実際に焙煎されたコーヒーを味わってみて判断していただくしかないでしょう。
そのために、お試し出来るところだと良いですね。
また、コーヒーメーカーさんが焙煎士について語られているところであれば、安心でしょう。
美味しいデカフェコーヒー豆、焙煎されたデカフェコーヒー豆を見つける事ができたら、あとはデカフェコーヒーを美味しく淹れるだけです。
ここでは、美味しいデカフェコーヒーの淹れ方について、簡単にご紹介をしたいと思います。
デカフェコーヒーは十分美味しいとはいえ、やはりある程度は味が抜けてしまうのも事実です。
カフェインそのものにも苦みはありますから、どうしてもコーヒーの味に影響は出てきます。
そこで、コーヒー豆の挽き方を工夫するのです。
焙煎されたコーヒー豆をお買い求めであれば、普段飲まれるコーヒーよりを少し細挽きにするとよいでしょう。
味が出やすくなりますから、よりしっかりした味わいになります。
コーヒー粉(レギュラーコーヒー)でお買い求めの場合であれば、お好みの挽き具合より若干細挽きされたものを選ばれるとよいでしょう。
デカフェコーヒー豆であっても、コーヒーの淹れ方そのものは普通のコーヒーと変わりません。
ただ、美味しさを求めるのであれば、コーヒーの淹れ方を改めて見直してみるもの良いかと思います。
メリタ式で美味しくデカフェコーヒーを淹れる方法と、ドリップバッグで美味しくデカフェコーヒーを淹れる方法を、それぞれご紹介いたします。
(参考)メリタ式で簡単おいしいコーヒーのいれ方(ペーパードリップ)
(参考)ドリップバッグで美味しいコーヒーの淹れ方【ポイントは3つ】
これらの記事をぜひ参考にしてください。
何か新たな発見につながれば幸いです。
ここからは手前味噌ですが、私どもで扱っています、デカフェ&フレーバーコーヒー 極・馨 -Gokkoh-(ごっこう)を紹介させてください。
上のバナーからショップをご覧いただけます。
もともとが、妊娠中・授乳中に大好きなコーヒーを控えなければいけなかった女性が開発したコーヒーです。
味はもちろん、カフェイン除去率といった品質にこだわっています。
フレーバーコーヒーというのも特徴の一つで、人気を博している要因にもなっています。
フレーバーについてはお好みもありますから、1杯飲み切りドリップバッグセットを最初に試されることをおすすめしています。
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