安心・安全への
こだわり
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知ってましたか?日本ではカフェイン含有量に基準がなく、10%まで減らせたらデカフェと呼んでよい事を民間レベルで決めている、という事実を。
一方、デカフェコーヒーの需要が多いヨーロッパでは、カフェイン含有率0.2%以下という厳格な基準が設けられています(インスタントは0.3%以下)。
ヨーロッパではデカフェコーヒーが広く親しまれていますから、基準も厳格です。
一方の日本では、妊娠・授乳中の女性が一時的に摂る代用品、だから基準が緩くても気にされないのかもしれません。
でも考えてみてください。新しい命を授かり育む、妊娠授乳期のカフェイン摂取時期に、緩い基準のカフェインレスコーヒーを提供してよいものかと。
そこで私たちは、妊娠授乳期の方たちに安心安全なものを提供することを第一に考え、ヨーロッパ基準をクリアすることも当然な事として取り組んで参りました。
カフェインの除去方法も安全性の高い製法を選んでおります。
現在、カフェイン除去には3つの方法があります。
カフェインが溶ける化学薬品を使って除去する方法です。
コストがかからず安価に除去できますが、カフェイン以外の成分も失われてしまい、味・風味ともに落ちてしまいます。
そして、溶媒の残存性の問題や、溶媒の発がん性の問題から、日本では輸入が禁止されています。
薬品を使う方法と、水のみの方法とがあります。
薬品を使う方法は、薬品が生豆に直接触れないので安全性が高く風味の損失も少ない処理法です。
水のみの方法(スイスウォータープロセスやマウンテンウォータープロセス)は薬品を使わないため、より自然に近い安全性の高い処理法です。
薬品を使う方法、水のみ使う方法のどちらも、一度生豆の成分を抽出し、カフェインだけを取り除いて、最後に旨味を丁寧に閉じ込めます。
カフェインの除去率も高いのに比較的コストがかからず、丁寧に処理をすれば通常のコーヒーと風味があまり変わらないのが特徴です
私たちが息を吐くときに含まれる二酸化炭素に、一定の圧力と温度を加え、気体と液体の両方の性質を持つという超臨界流体の状態にします。
この状態の二酸化炭素のみを使い、カフェインだけを除去します。他の成分の損失を抑えることができるので、コーヒー豆の香りや味を損ねず守ることができます。
何より、薬品をいっさい使わないので安全性が高く、除去率も高いことが特長ですが、超臨界状態を作るため大がかりな設備が必要となりコストがかかります。
数あるスイスウォーター法デカフェコーヒーの中でも、カフェイン除去率99.9%以上の安定した高い技術と、製造ロットごとにカフェイン除去の検査証明書を開示してくれる工場を選定。
ご購入のみなさまにご安心いただくために、製造ロットごとの検査証明書を公開。
カフェイン含有率0.1%未満と驚異の除去率を誇っておりますので、安心してお飲みいただけます。
検査証明書
検査証明書
ハンドピックは通常、コーヒーの味を悪くしない事を目的に行われますが、デカフェコーヒーの場合は、カビを取り除くという目的もあります。
コーヒー豆は通常カフェインがカビの繁殖を抑えるのですが、デカフェコーヒー豆にはカフェインがありませんから、カビが繁殖しやすくなります。
デカフェコーヒーにおいてハンドピックは、健康を損なわないための重要な作業の一つなのです。
ハンドピックの作業場
トレーにコーヒーの生豆を拡げ、目視で欠点豆を取り除く、そのような作業をしています。
少しでもみなさまに安心して美味しいコーヒーを召し上がっていただきたい、そのような想いから行っています。
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