極・馨-Gokkoh-は、元々妊娠中の方にも安心して飲んでいただくことを第一に考えて作られた、デカフェコーヒーです。
しかしデカフェコーヒーは、どうしてももの足りなさが気になります。
カフェインを取り除く際にどうしてもコーヒーの味わい成分が抜けてしまうわけですから、当然と言えば当然です。
そこで私たちは、コーヒー豆の選別、カフェイン除去法、焙煎、挽き方、淹れ方を繰り返し吟味することで、どういった形であれば美味しいと言ってもらえるか、取り組み続けました。
具体的には次の事を意識して取り組みました。
- 妊娠糖尿病をはじめとした、糖分の摂取に問題がある人であっても甘さを香りで楽しめるよう、フレーバーコーヒーを考えました。
- 不自然に強い香りは妊娠中の方はもちろんのこと多くの日本人には合いません。フレーバーは控え目に、香り素材をミックスさせることで自然な香りを楽しめる事を考えました。
結果は満足いくもので、フレーバー素材を加えたコーヒーは最高の香りと味わいを生み出してくれました。
コーヒーが好きなのに、カフェイン摂取をはじめとする問題からコーヒーが飲めなくてご不便を感じていらっしゃる方にこそ、安心して極・馨-Gokkoh-を味わっていただきたいと思っております。
デカフェコーヒー本来の味わいもお楽しみいただけます
香りで楽しんでいただくフレーバーコーヒー、というところで開発を進めたデカフェコーヒーではありますが、基本となるコーヒーの味についても最大限の取り組みを行いました。
その結果は以下のとおりです。
- 最高等級のブラジル産コーヒー豆を使用
ブラジル豆のうち最高等級のNo.2,No.3の豆を使用しています。これは検査証にも記載されています。
等級は欠点豆の混入率で決まります。ブラジル豆では欠点豆ゼロはあり得ないという理由でNo.1という等級は設けず、No.2(4点以内/300g)を最高級と定義しています。No.3は次点ですがそれでも5~8点/300gという割合なので、かなりの品質であることは確かです。
- 欠点豆をハンドピック(手作業)で焙煎前に丁寧に取り除いています。
欠点豆ゼロはあり得ないという前提ですが、焙煎前に欠点豆を取り除けばそれだけ美味しくなるのは確実です。なので焙煎士の手で丁寧に欠点豆を取り除く事を行っています。
- スクリーンサイズ18~19(20が最大)、大粒でふっくら豊かで質の良いコーヒー豆を使用しています。
- SSFC(Strictly Soft Fine Cup)というブラジル豆の中でも最高等級の称号を得たコーヒー豆を使用しています。
- スイスウォーター法というカフェイン除去方法で、高除去率と高品質を担保したデカフェコーヒー豆を使用
- デカフェコーヒー豆の特性を知り抜いたバリスタによる丁寧な焙煎
- シティロースト~フルシティの間で焙煎し細挽きにすることで、コーヒー本来の味を最大限に味わえるよう工夫
そのようなベースとなるデカフェコーヒーはこちらです。
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