極・馨-Gokkoh-開発ストーリー


まったく新しいフレーバーコーヒーとの出会い

デカフェ豆の仕入れ先は決まりました。
次はコーヒーを製品化できるところを探すことでした。

先にお話しした仕入れ業者様は、さすがにコーヒー豆を卸すところまでで焙煎はしてくれません。

次に行ったのは、焙煎、フレーバー、パッケージングまで行って頂けるところを探すことでした。
そこで見つけた唯一の会社がコウヨウフーズ様でした。

なにより、他にはない、と思えたのは「フレーバーとして自然素材のものができますよ」と言われた事です。
これには本当に驚きました。
フレーバーコーヒー=人工香料で香りをつけたもの。
そんな認識しかなかった私にとって、自然素材を使えるという事は本当に驚きであり、それはまさに運命の出会いでした。

自然な素材を加えられる。

アメリカのようなポップな甘さもよいが、
香りで楽しむ甘さ、香りで楽しむ時間があって、そのあとに口で楽しめる。
そういうコーヒーがあってもいいんじゃないか。
そう思ったのです。

コーヒーはもともと香りで楽しむものです。
そこに香りとしてフレーバー(人工香料)でなく本物の香りが加わる。
これは日本人にぴったりだと思いました。

マツタケのように、日本人は食べる前に香りを楽しむ、という事をよくやります。

これが人工香料であればそんなことはしません。
人工香料は、どちらかというとダイレクトに伝わるイメージ。

今までみんな飲んでいたフレーバーコーヒーって、人工だから香りが強い。
本物素材からくるものであれば、マツタケやチョコレートがそうだが、封をあけたときにウッとならない。
「ああ、いい香り」となる。

日本人は特にそうですね。香りを楽しんでから、さあ食べよう、となる。

コウヨウフーズ様からサンプルを届けていただいた時に、まったく同じ体験をしました。

封を開けたときに、ほんのり香る。

コーヒーを淹れたときは、ふわっと強く香る。

こんなコーヒー初めてだ。

アメリカでしか知らなかった直接的なフレーバーの香りではない、本物の素材が放つ香り。

二重らせんのように。
コーヒーの香りを中心に、その周りを巡るように天然素材の香りが彩を添えて、お互いを打ち消すのではなくお互いを引き立てあっている。


その香りに出会った瞬間「なんだこれ」という衝撃があった。

自分はこれを作りたいんだ。

今まで自分が思っていたフレーバーの香りではない。
これはもう大人のコーヒーだ。

特に日本人は、創作料理でもあるように、「目で楽しみ」「香りで楽しみ」「味で楽しむ」。

全ての感覚で楽しむ文化を持っている。


コーヒーもおなじように、香りで楽しむ、という文化がある。

でも、他のコーヒーはコーヒーだけの素材で勝負している。

私が作るのは、素材の香りと、コーヒー豆の香りを合わせた、まったく新しいコーヒーだ。


私の進むべき道は決まりました。

そして生まれた、まったく新しいコーヒー「極・馨-Gokkoh-」

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